天文学の世紀の大発見「宇宙膨張」。

「宇宙膨張」はアメリカのハッブルが発見したと言われてきました。

しかし、この大発見は発表された当時より2年前にすでに他の発見者により発表されていたそうです。

その人物がジョルジュ・ルメートル。

彼の20世紀最大の発見はなぜ歴史に埋もれてしまったのか?

その真相について話したいと思います。

ジョルジュ・ルメートルの生い立ち

ジョルジュ・ルメートルは19世紀末にベルギーで生まれました。

幼い頃はキリスト教の学校を通っていました。

青年になった頃には1次世界大戦(1914~1918)が勃発。

入隊したジョルジュ・ルメートルは軍隊で砲兵を担当していたそうです。

その当時は研究活動など執筆がほとんどできなかったのですが、その後1920年に’Approximation of functions of several real variables'(いくつかの重要なものの大まかな機能)という論文を発表して学位をとります。

それから3年後、ジョルジュ・ルメートルは聖職者となります。

え?いきなり?って思うかもしれませんが一応カトリック学校の生徒だったのである意味当たり前だったとうことですね。

しかし、ジョルジュ・ルメートルの業績はここからが本番!

とその前に天文学の20世紀最大の発見とも言われる「宇宙膨張」について簡単にみてみましょう。

じゃないと「ジョルジュ・ルメートルの20世紀最大の発見はなぜ歴史に埋もれた?」が理解できませんからね。

天文学の「宇宙膨張」とは?

天文学の「宇宙膨張」とは?

「宇宙は全方向に一様に膨張している」 ― この宇宙膨張の発見はエドウィン・ハッブルの功績として一般に知られ、「ハッブル定数」と呼ばれる宇宙の膨張率を求めた論文は1929年に発表されている。2011年のノーベル物理学賞は宇宙の加速膨張の発見に与えられたが、ハッブル自身はノーベル賞を受賞する前に亡くなった。だがハッブルの名はあの「ハッブル宇宙望遠鏡」にしっかりと残っている。

引用:http://www.astroarts.co.jp

「宇宙膨張」というのは簡単に言えば宇宙がどんどん膨れ上がる事を意味します。

この「宇宙膨張」の発見はエドウィン・ハッブルの論文によって一般に知らされています。

この発見は2011年のノーベル物理学賞にも選ばれるほど、天文学ではかなり重要な発見であることは間違いありません。

しかし、ここで面白い事一つ。

この天文学の最大の発見とも言われたエドウィン・ハッブルの論文。

実は、この論文が発表される2年前にジョルジュ・ルメートルの論文が登場していたのです!

もし、ジョルジュ・ルメートルの論文が広く知られていたとしたら歴史は変わってます。

なぜその論文は歴史に刻まれることもなく埋もれかけていたのでしょうか?

ジョルジュ・ルメートルの論文が埋もれた真相とは?

世紀の大発見である「宇宙膨張」より2年も先に発表されてたにもかかわらず、なぜジョルジュ・ルメートルの論文は世間の注目を浴びなかったのだろうか?

その理由は、研究結果を書いた論文を掲載したのが「ブリュッセル科学会年報」という非常に無名な雑誌だったからなんです。

もうほとんど注目度ゼロという感じだったので当然な結果だったかもしれません。

もしこの歴史が違っていたら「ハッブル宇宙望遠鏡」ではなく「ルメートル宇宙望遠鏡」を見ていたかもしれません。

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